関東一円営業許可証の新設による嘆願書

関東一円営業許可証の新設による嘆願書

NPO法人アラスキッチンカー No Comment
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2021年度の6月にキッチンカーの営業許可証の法の改正が御座いました。

それまでは神奈川県6ヶ所、埼玉県6ヶ所にそれぞれ営業許可証が分かれておりました。
これらはキッチンカー事業者にとりましてかなりの負担が御座いました。
営業許可証代金及び許可証を取得する為に各自治体に出向き取得するものでした。

法の改正により厚生労働省が主体になり国基準に統一され埼玉県、神奈川県と営業許可証が一円に変わり変更になりました。
これらによって自動車営業に限り菓子製造業と喫茶営業が廃止になりました。
これらはキッチンカーを運営していく新規事業者及び運営事業者には誠に有り難い事です。

以前は、パン系、菓子系は菓子製造業 それ以外の飲食物は飲食店営業 もう少しコンパクトなメニューの場合は喫茶営業となっておりました。

これらは当協会のアラスキッチンカー協会が目指す所でした。
アラスキッチンカー協会はキッチンカーの全国一円の営業許可証の認可を目指しております。
いきなり全国統一はハードルがかなり高くなりますので、先ずは関東一円(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、茨城県、山梨県、栃木県、群馬県の一都七県)の認可を目指しております。

理由は国が主体として全国基準に変更になったので、どの都道府県でも基準は一緒になります。

理由は大まかに下記になります。

・営業許可証そのものが戦後に出来た法令であり現在の令和となってから100年近く前の法令になります。
・水のタンク容量も200L 80L 40Lと分かれておりますが、当時は使い捨て容器が無かった為にどんぶりやお皿を洗う容量として定められた物です。
これらは現在の保健所当局の職員も分かっていない方が大半です。
現在はどんぶり等を洗って提供するキッチンカー業者は皆無に等しいです。
全てのキッチンカー事業者が使い捨て容器を使用しております。

・支援活動(災害時及び子供支援活動及び高齢者支援活動)
 災害時には急を要しますので許可証は入りませんが、子供支援活動(子供食堂)には許可証が必要になります。
又、今後の想定出来るであろう高齢者支援活動も必須になって来ると思われます。
都心部の起きましてはインフラや施設、マンパワーが御座いますのである程度は適応できると思われますが
地方に行けば少子化による子供の減少、高齢者による1人暮らしやインフラが整っていない区域は車が無いと買い物に行けず毎日の大切な食事をとる事が困難になる事が予測されます。

その時に色々な場所を問わず支援活動が必須になって来ます。
そんな時に障害になるのが営業許可証なのです。

2025年1月9日アラス事務局員一同が都庁の都議会議会堂にて小池都知事宛に皆様の署名の嘆願書を保険医療局 保険案全部
食品監視課長 内藤様と課長代理 永沼様に届けて参りました。

その後、ディスカッションをしてやっと一歩踏み出す事が出来ました。

東京都及び県単位の法の整備が必要なので少し時間は掛かりそうですが実現に向けて事務局員一同頑張って参りますので温かく見守って頂けますと幸いです。

本日のディスカッション内容は一都7県の営業許可証とは別に東京都だけで良いと言う方もおられると思いますので、現状の既存の通りの営業許可証と一都7県のどちらかを選択出来る様に提案させて頂きました。