今日は
2022年の夏には新型コロナ感染症においてのマスクが外せると期待しておりましたが、マスクを外す所か感染者が膨大に増えております。
今回のテーマは行列です。
何故か?社会の風潮では「行列イコール美味しい」と定義付けされております。
キッチンカーや固定店舗でのキャパ数を超えるお客様のご来店で行列を作る事は致し方ないかと思います。
しかし、別な意味での行列も御座います。
鮮明に今でも覚えているのが町田にあった(過去形で今は御座いません)某ラーメン店。
店主は良く大勝軒創業者の(故)山岸さんと良くテレビを賑わせておりました。
家内と食べに行って見ようかと夫婦で出かけました。
お店に着くと既に行列が出来てました。
革ジャンを着てクールスのキャップを被った青年が表てでパイプ椅子に座り客を捌いておりました。
私達も悪いのですが、1万円札しかなくロックンロールの風貌をした青年に両替出来ますか?と尋ねると「ウチでは無理、コンビニで両替して来て」との事。
僕が列に並び家内は両替に
40分位が経ちやっと店内へ
お店に入ってびっくり仰天でした。
まさかの店主1人で作っておりました。
カウンターしか無く10人座れるかどうかの店内でした。
店内の張り紙には「ラーメン残し禁止」「水残し禁止」ここまでは分かりますが
「私語一才禁止」「小学生までの子供は入店禁止」これには驚きました。
なので店内はシーンとしています。
ラーメンを啜る音さえ出してまずいと言う雰囲気です。
心の中で食事は楽しんで食するものなんだけどなぁーと呟いてしまいます。
カウンターに座ってラーメンを待っていると店主が1杯1杯作っています。
確かに丁寧ではあるけど4個くらいまとめて作れるでしょうとも思ってしまいます。
麺の湯切りの際には俺を見てくれと言わんばかりのパーフォマンスをします。
音楽のライヴ会場ではないので湯切りをみても何とも思いません!
しかも1杯作るのに7分は要します。
湯切りが長いんです(泣)
麺が入ったざるをギターだと思っているのかも知れません。
これでは行列が出来ると言うより行列を作っています。
シーンとした店内でのラーメンは気を使いすぎて美味しいのか?どうかすらわからい2度と行きたくないラーメン店ワースト1位獲得です。
この事は口コミでも多数書かれておりました。
美味しいラーメン店を探しているとどうやらこのラーメン店は無くなってしまったそうです。
行列を作っているラーメン店ほど息が短いです。
ですので決して行列イコール美味しいのでは無いのです。
自分で実際に食して美味しいか?どうかこれに尽きますね。