キッチンカーのランチ営業の話・その12 ~成功必至の最強作戦~

キッチンカーのランチ営業の話・その12 ~成功必至の最強作戦~

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ランチ営業

こんにちは!

9月に入って、地獄のようだった夏の暑さもようやく落ち着いたようですね。今回は信じてよさそうです。笑

その9月も、早くも1/3が過ぎ去りました。暑い夏が終わり過ごしやすい秋が来ると、われわれキッチンカーオーナーにとっては年に数回やってくる「書き入れ時」の到来となります。
この秋も上手に流れに乗って、良い商売ができるようみなさん頑張りましょう!

さて、前回は「真似こそが成功への近道」というお話をしました。

売れるお店をつくるには、実際に売れているお店の中から自分が目標としたいお店を決めて、まずはあれこれ真似してみることが近道ですよというお話でした。
このブログを読んでくれている同業者のみなさんの中には、すでに取り組んでいる人もいたりするのかな?
あまり露骨に何でもかんでも真似しすぎるときっと怒られるので、加減を忘れずに!笑

今日は、前段で触れた「書き入れ時」についてお話ししようと思います。

キッチンカーは屋外での営業が基本ですので、どうしても天候や気温に左右されがちになります。
百戦錬磨の人気店になると、それさえもほとんど何の影響も及ぼさなくなるのですが、それはほんのひとにぎりの超絶人気店のお話。
普通は寒い冬、暑い夏は避けられがちになります。
冷たい木枯らしが吹く寒い冬の日に、わざわざ冷凍庫のような寒さの外に出てお昼を買いに行きたくないですよね?
息をするのも苦しいような暑い日に、わざわざサウナのような暑さの外に出てお昼を買いに行きたくないですよね?
なので、通常これらの時期は販売食数が減りやすくなります。
逆に、春や秋になって外に出るのが気持ちいい季節になると、販売食数が増えやすくなります。
この傾向は、例外なくどのキッチンカーでも同じことがいえるでしょう。

具体的に言うと、冬の寒い時期が終わる3月になると販売食数が微増します。
そして世間的にも春が声高に叫ばれる4月になるとまた販売食数がさらに少し増し、この流れは5月まで続きます。
嬉しいですね。
その後、ジメジメした鬱陶しい暑さが気になりだす6月になると販売食数がわずかながら減ってきます。
そして、最近では殺人的と言っても過言ではないほどの真夏を迎える7月になると販売食数はさらに減り、この流れは8月まで続きます。
悲しいですね。
ところが!暑さもひと段落してエアコンを使う日がだんだん減ってくる9月になると、販売食数はまた微増します。
そして、何を食べても美味しい秋が深まる10月になると販売食数はさらに増え、この流れは11月まで続きます。
嬉しいですね。
ところがところが!!秋が深まりすぎて今度は朝布団からなかなか出られなくなる12月になると、せっかく増えた販売食数がまたまた減りだします。
そして、一人暮らしの学生さんが面倒くささも手伝ってついつい毎晩コタツで寝てしまう冬本番の1月になると販売食数はさらに減り、このながれは2月まで続きます。
悲しいですね。
ところがところがところが!!!冬の寒い時期が終わる3月になると・・・という具合に、キッチンカーオーナーの人たちは毎年だいたいこんな周期で「嬉しい」と「悲しい」を繰り返しています。笑

数字も入れてザックリ言うと、例えば冬に45食だった販売食数が3月に5食微増すると50食になります。
4月、5月はさらに5食増えて55食。
6月に5食微減で50食。
7月、8月はさらに5食減って45食。
9月に5食微増で50食。
10月、11月はさらに5食増えて55食。
12月に5食微減で50食。
1月、2月はさらに5食減って45食。
あれれれ、最初の冬の45食に戻っちゃいましたね。
そしてまたここから、次の一年の始まりです。減ったと思ったら増え、増えたと思ったらまた減るの繰り返しです。

ところがところがところがところが!!!!
同じ周期でこの感情の起伏を繰り返していないキッチンカーオーナーもいるんです!

それは一体どんなキッチンカーなのか!?

それは、天候や気温に左右されることのない、ほんのひとにぎりの、百戦錬磨の超絶人気店と言われるようなキッチンカーです。
どういうことかというと、多くのキッチンカーオーナーが季節の移り行きの成すがままに、食数の増減に踊らされている一方で、人気店は同じように販売食数が増える時期の喜びは感じているものの、販売食数が減る時期の悲しさをほとんど味わっていないのです!

どういうことなのか!?

つまり、人気店には販売食数が落ちる時期というものがほとんどなく、些細な上限はあったとしても基本マンパワーの限界が来るまでは業績は常に右肩上がりであるということです。

どうしてそんなことが可能なのか!?

ここですよね、みなさんが知りたいところは。

一番大きな違いは、「常に先を見て、先の目標に向かって、将来のために今からできる仕込みが何かないかを考え、今実践している」ということでしょうか。
多くのキッチンカーオーナーが、何もしなくても、誰でも、放っておいても販売食数が伸びる時期に「あぁよかった」と何もせずにそのまま営業を続ける一方で、人気店のオーナーは「放っておいても伸びる今だからこそ、ここで何か小さくてもいいから手を打って、販売食数をさらに伸ばそう」と努力します。

そして、多くのキッチンカーオーナーが販売食数が落ちる時期に「これだけ暑けりゃ(寒けりゃ)仕方ないよね」と自分を納得させて何の対策もせずにそのまま営業を続ける一方で、人気店のオーナーは「弱くなる今だからこそ、ここで何か小さくてもいいから手を打って、販売食数を維持しよう」と努力します。

「何か小さくてもいいから打つ手」を常に考え、そして必ず実行する。こうした努力が大きな違いをもたらすんです。
どのくらい大きな違いをもたらすのか、文字では理解しにくいでしょうから下のグラフを見てください。

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青い折れ線グラフの「店舗2」は季節の移り変わりに合わせて増減を繰り返した結果、45食で始まった販売食数は2年後の年末には50食。翌年の1月にはさらに5食減ってまた45食に戻る計算です。積み重ねがありません。
一方、赤い折れ線グラフの「店舗1」は増える時期には同じように増え、店舗2が減る時期には食数を維持しています。そしてまた次の増える時期がくると同じように増えるわけですからさらに増え、減る時期にはまた維持。これを2年間繰り返した結果、店舗2と同じ45食で始まった販売食数は、なんと約倍の85食まで伸びました。

グラフ上の数字や推移は、あくまでも説明上の例でしかありませんが、私自身、実際これとほぼおなじ流れでランチの販売食数をずっと伸ばし続けてきています。

何もしなくても、誰でも、放っておいても販売食数が伸びる時期に「なんか分かんないけど伸びてよかったです」というのが嫌で、「いや、うちはこの策を講じたからこれだけ伸びたのだ」という確固たる理由が欲しかったんですね。
逆にただ季節がよくなったから伸びただけでは、季節が悪くなればまた必ず落ちます。
また、誰もが販売食数を落とす時期に「まあしょうがないよね」と納得するんじゃなくて「うちはこの策を講じたから落とすことなく維持できた」という目に見える理由が欲しかったんです。
だから「何か小さくてもいいから打つ手」というものを常にあれこれ考え続けてきました。今でもそうです。常に考えています。そして実行しています。

お客さんは友だちでもなければ家族でもありません。
とても厳しいし、あきやすいんです。だからこちらも本気の本気で仕事に取りかからないと、お客さんはすぐにいなくなってしまう。
私はこれまで、相手から求められたときを除いては友人などに向けて営業のご案内やお知らせなどはしばらくの間一切してきませんでした。
その理由がこれです。
友人や家族というものは優しいから、言えば必ず来てくれるでしょうし、売上にも貢献してくれるでしょう。
ところが、それに甘えていてはいつまでたっても一人前の商売人にはなれないのです。
私のことを知る人が誰ひとりいないところに行って、ゼロから営業をして結果を積み上げていく。これが私の目標のうちのひとつでした。

話がそれましたが、簡単に言うと、つまりよい時期はさらに伸ばす努力をし、よくない時期は最低でも現状維持をする努力をするということが重要なんだということが言いたいのです。
長所をさらに伸ばしつつ、同時に短所も改善するという、夢のような成功必至の最強作戦ですね!笑
そのために「何か小さくてもいいから打つ手」をいくつも常に考え続け、実行し続ける。

次回からは、私自身が実際にどのような「何か小さくてもいいから打つ手」を考え、実行してきたのかについて一つひとつ紹介していきます。

お楽しみに!ではまた!

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先日、ランチが早々に完売終了した日に当協会の会員さん(私の大先輩にあたるキッチンカーオーナーさん)が経営する目黒のラーメン屋さんに行ってきました。
うまかったから、勉強も兼ねて駆け付け三杯、美味しくいただきました。
食べる前に写真を撮るのを完全に失念し、すべて完食後の写真でごめんなさい。笑
お椀が4つなのは、三杯のうちの一杯がつけ麺だったからです。
また顔出します♪